管理会社満足度ランキング2019 野村不動産11年連続1位
「第11回管理会社満足度調査ランキング2019」の発表がありました。全体総合満足度1位は、11年連続で「野村不動産パートナーズ」でした。他の管理会社と何が評価されているのかを考察してみました。11年連続はすごい記録ですね。他の管理会社も、是非見習ってほしいものです。
■ 目次 ■
管理会社満足度ランキング
「住まいサーフィン」によるマンション入居者に対する「管理会社満足度調査」の結果が発表されました。2009年から開始されて、今回で11年目の調査となります。
マンション購入済みの入居者や全国の大規模マンションの理事長などに対して、管理状況に関する満足度について調査を行った結果です。
全体総合満足度1位は、11年連続の「野村不動産パートナーズ」でした。管理戸数10万戸未満の企業のランキング1位は、「東京建物アメニティサポート」、理事経験者によるランキング1位は、「三井不動産レジデンシャルサービス」となりました。
11年連続で、全体総合満足度1位というのは素晴らしいものがあります。他の管理会社と何が評価されているのかを考察してみました。
管理人
マンションを住みやすくしている縁の下の力持ち存在は、「管理人」の力だと思います。言葉づかい/業務遂行/対応の早さ/ホスピタリティ/勤務時間の項目のうち、ホスピタリティだけが、2位の三井不動産レジデンシャルサービスに勝っています。
ただ、1位と2位では、そんなに大きな差が存在するわけではなく、ほとんど同じであると言える範囲です。
管理会社
業務遂行/意欲・誠実さ/フロント対応/フロント提案の項目全てが、1位(トップ)の評価でした。
管理会社に対する満足度は、蜜に接するマンションの担当者に対する人柄が評価される場合が多くなりがちであることは言えます。理事会での提案や問題解決能力などが評価されるのではないでしょうか。
コスト
修繕積立金不安なし/コストパフォーマンスがよいの項目がありますが、断然トップは、修繕積立金不安なしです。
将来の修繕積立金が不安なしとはうらやましいマンションであると思いますが、長期修繕計画(長計)の作成にも満足している結果だと思います。
コストパフォーマンスがよいのは、意外?にも、13位の合人社計画研究所だったことが特筆すべきことかと思います。
サービス・イベント
Web/生活サービス/イベントの項目がありますが、生活サービス/イベントが断然トップでした。
満足度
満足度/推奨度の項目がありました。どちらの項目も断然トップでした。
調査概要
実施時期:2019年7月17日から2019年8月7日 (インターネット調査、郵送調査)
調査対象者:住まいサーフィンの会員、全国の大規模マンションの理事長
有効回答数:2266(サンプル数20件以上の管理会社をランキング対象としています)
おわりに
11年連続の全体総合満足度1位を維持し続ける「野村不動産パートナーズ」は、すごいと思いました。きっと表面では分からない企業努力をされているのだと思います。どのように対応すれば、満足度が向上するのか会社で共有されているのかもしれませんね。
11年連続1位なので、「野村不動産パートナーズ」にマンション管理を委託しようと動く管理組合はあまりないとは思いますが、何が11年連続で評価されているのかを把握して、不足していると思われる項目を、現管理会社へ要求してみてはいかがでしょうか。
管理会社満足度ランキング2019 野村不動産11年連続1位
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